イラン核合意とは?わかりやすく解説!イランのついたうそとは何?

AFP時事通信によると、

5月8日、トランプ米大統領は、

米国がイラン核合意から離脱し、対イラン制裁を再開することを発表しました。

 

同日に行われた演説で、トランプ米大統領は、イラン核合意からの離脱理由について、

イラン核合意にはその中核に欠陥があるためとしています。

 

さらに、イランを世界屈指のテロ支援国家と断じ、中東に及ぼす悪影響を非難しました。

 

核合意は悲惨な内容であり、米国にとっての恥辱だと表明し、

イランがうそをついた証拠があると主張しています。

 

今回は、そもそも2015年にバラク・オバマ前大統領が英中仏独ロと共に結んだイラン核合意とはなんなのか?

トランプ米大統領が言うイランのついたうそとはどんなものなのか?

わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

 

イラン核合意とは?わかりやすく解説!

イラン核合意とは、一言で云ってしまえば、

イランが核兵器を持たないようにするための約束です。

 

なぜこのような約束がされたのでしょうか?

それは、イランで2002年にウラン濃縮施設が見つかったためです。

この施設は、中部フォルドウの地下施設で、

イランは世界に内緒で建て、国際査察団に発見されたという経緯があります。

 

濃縮ウランで核兵器が作れてしまうため、

イランが核兵器を作らないようにするために、

2015年7月にアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国、ロシア、欧州連合(EU)とイランで約束事をしました。

 

その内容が、

  1. イランは、核兵器が作れてしまう高濃縮ウランや兵器級プルトニウムを15年間は作らない。
  2. イランが持っていた10トンの濃縮ウランを300キロに減らす。
  3. 1万9千基あった遠心分離機(ウラン濃縮させるもの)を10年間は、6104基のみの使用にする。

という約束です。

 

ただし、国連の核開発監視機関である国際原子力機関(IAEA)が

イランが約束をちゃんと守っているか25年間、定期的に確認しますよとの監視付きの約束です。

 

ちなみに、国際原子力機関(IAEA)とは、

世界各国が原子力を平和的に利用することと、

原子力の軍事的利用に転用されることを防止する国際的な機関です。

 

 

こうすることで、もし仮にイランが核開発を再開したとしても、

核爆弾1発分の原料の生産に最低1年はかかるレベルに能力を制限しました。

 

その代わりに、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国、ロシア、欧州連合(EU)は、

イランに対してこれまでに行なっていた金融制裁やイラン産原油の取引制限などを止めますよ。

という、アメとムチの政策を行いました。

 

 

ですが、この核合意の内容では、

制限はされたもののイランは核開発の研究を続けられる可能性があり、

また、核を搭載する弾道ミサイルの開発については触れていないため、

トランプ米大統領が指摘するようにイラン核合意には、

中核に欠陥があると言わざるを得ません。

 

事実、敵対するイスラエルなどがこの内容で合意することに対して反対していたのも事実です。

スポンサーリンク

 

イランのついたうそとは何?

トランプ大統領が言うイランがついたうそとは何なのでしょうか?

おそらく、イラン核合意に反することであることは間違いありません。

核兵器が作れてしまうレベルの能力を隠し持っていたということです。

 

核合意の約束事がされたとき、

イランは核施設を放棄するかどうかを巡って、

イランは核施設の解体はしませんでしたが、

核兵器が作れてしまう核濃縮は、中部ナタンツの核施設1カ所だけに絞られました。

西部アラクにある重水炉は兵器級プルトニウムが製造できないよう改造され、

問題となったウラン濃縮施設である中部フォルドウの地下施設は

平和利用を目的とした核研究所に転換されました。

 

 

おそらくですが、イランは核施設を1カ所だけに絞っていなかった。

もしくは、地下施設を核研究所を平和目的以外の目的で使用していたなどが考えられます。

 

これについては今後のトランプ大統領のイランがついたうその証拠の発表を待って、

それが本当なのかどうか判断する必要がありそうですね!

 

 

人類が争いをなくし、平和的に問題を解決していく手段をとることを願っています。

 

 

最後までご覧下さりありがとうございました。

 

スポンサーリンク